Case Study 06
積極的なM&Aでグローバル化を進めてきた大手飲料メーカーF社様。
海外グループ企業も含めたシナジー創出を目指し、グローバルビジネスを自ら推進できる人材育成に取り組んでいます。
ヒューマンリンクではそのための施策の一つとして、グローバルマネジメントプログラム(GMP)を共に開発しています。
F社様では積極的なM&Aによりグローバル化を図り海外売上比率を伸ばしてきましたが、インオーガニック(M&Aを中心とした)成長からオーガニックな(既存事業の内在的な成長率を高める)成長が求められるステージに入り、海外を含め各事業会社の強みを掛け合わせることによるシナジー創出を目指しています。そのため、国内外のポジションでグローバルビジネスを拡大させることのできるグローバルリーダーの育成が求められています。
GMPでは、①海外事業における経営、事業管理、新規事業の開発に貢献することができる人材、②英語コミュニケーション力や異文化対応力があり、グローバルポジションに就いた時に期待通り貢献できる人材 の育成を目指しています。
GMPはプレステージ、メインステージ(第一・第二)の3部構成になっています。プレステージでは英語コミュニケーション力強化や経営の基礎知識等メインステージで建設的に深い議論ができるための準備を行います。
メイン第一ステージでは、経営のフレームワークを復習し、ケーススタディに取り組みます。第二ステージでは経営シミュレーション演習を行い、第一ステージで学んだことを応用できるか確認します。
ヒューマンリンクでは、様々な研修会社・講師による複数のセッションやアセスメントを組み合わせたプログラムを提供し、F社様と共に毎年ブラッシュアップを図っているほか、運営面でもトータルサポートを行っています。
GMPは7年以上継続しており受講者は150名を超え、社内での認知度も高まっているそうです。受講者はその後、海外勤務、国内からグローバルビジネスのサポート、MBA留学に派遣される等、グローバルに活躍しています。