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Case Study 02

実績紹介/人材開発事例②

コミュニケーションを重視した研修により、部門間連携を促し、企業価値の向上に導く。
大手食品関連メーカー B社様
従業員数/約2,000名

業界メーカーのパイオニアとして食文化の向上に貢献してきたB社。企業価値の向上に精力的に取り組む中で、特に力を入れて取り組まれていたのが部門間連携。横連携の強化という経営課題を人事面からサポートしたいとの意向を受け、育成施策の立案からお手伝い致しました。

課題

  • 素材開発やリサイクル技術といった、それぞれの強みを、部門ごとに伸ばしていた。
  • 多様化するニーズや市場に対応するため部門を超えた柔軟な連携が必要となっていた。

ソリューション

部門長向けの横連携を強化するワークショップを開催

部門長の意識改革と横のコミュニケーション向上を図る研修を、2日間かけて実施しました。1日目は、自部門の現状課題について上長・同僚・部下がそれぞれの視点で観察しフィードバックする「多面観察による組織診断」と、互いの組織の強みや「改善点」について、部門長同士で指摘し合い社内コミュニケーションの活性化を図る「車座討議」。2日目は他部門への依頼や改善要望を「依頼シート」にまとめ、依頼を受けた部門長がその場で調整を行い、他部門の意見を反映しながら、自部門の「行動計画」を立案するプログラムを実施しました。

効果

行動計画の立案まで踏み込んだワークショップで、自部門の課題を整理。
他部門と連携して行うべき事項について具体的な推進への足懸りとなった。

ワークショップ開催で相互理解が図れたことにより、各組織から「部門間の連携がしやすくなった」との声が上がるなど、部門長を軸とした柔軟な部門連携が形になりました。組織の垣根を越え、「行動計画」立案にまで踏み込めたことに対して大きな成果とのご評価をいただき、引き続き育成支援をするに至っています。

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